【コラム】備えあれば憂いなし デイサービスの安心づくり

爽快デイサービスでは、月に一度の勉強会を通じて、業務に必要な知識や技術を習得し、個人のスキルアップはもちろん、チーム全体のパフォーマンス向上につなげています。

さて、今回のミーティングのテーマは、デイサービスの災害対策についてです。

デイサービスでは、皆さんが安心して過ごせるよう、いろいろな準備をしています。

ただ、地震・台風・感染症など、思いがけない災害が起きたときには、ふだんとは違う対応が必要になります。

たとえば地震が起きたときは、すぐに安全な場所へ移動する必要があります。

でも、体が思うように動かない方もいらっしゃいます。

だからこそ、職員がそれぞれの役割を決めて、どう動けばよいかを何度も練習しておくのです。

どんな時も、皆さんを安全に守るために準備をしています。

台風や大雨のときには、道路が通れなくなることがあります。

ご自宅に送り届けることが難しくなる場合に備えて、

施設の中に食べ物や水、お布団なども用意しています。

急に泊まらなければならなくなっても、安心して過ごせるようにしています。

コロナウイルスが流行したときは、とても大変でした。

皆さんの体を守るために、マスクをおすすめする貼り紙を作ったり、

手の消毒をこまめにしたり、職員も常に気をつけながら対応していました。

人と人との距離を保つために、天井からカーテンのような仕切りを下げる工夫もしました。

こうした小さな工夫が、感染を防ぐためにとても大切だったのです。

どんな災害がいつ起こるかは誰にもわかりません。

でも、「もしも」に備えて考え、準備しておくことが、安心につながります。

ひとつひとつの対応が、皆さんの命と健康を守るための大事な行動です。

これからも、地域の病院や消防、他の福祉施設とも連携しながら、

安全なデイサービスを目指してまいります。どうぞ安心してお過ごしください。

 

 

 

【コラム】優しかったあの人が、最近怒りっぽくなったのはなぜ?

爽快デイサービスでは、月に一度の勉強会を通じて、業務に必要な知識や技術を習得し、個人のスキルアップはもちろん、チーム全体のパフォーマンス向上につなげています。

勉強会 技がひとつに 結びつき 知恵のかがやき 未来を照らす

 

「昔はとても優しくて、気を遣ってくれる人だったのに…最近、些細なことで怒り出すことが増えた。」

そんな変化に、戸惑いや寂しさを感じることはありませんか?
以前とはまるで別人のように、すぐに噛み付くような言い方をされたり、暴言を吐かれたりすることもあるかもしれません。

私自身、認知症に関する研修を受けた際に、こうした「感情の起伏の激しさ」「暴言」といった行動が、認知症の症状の一つであることを知りました。

認知症の初期段階では、「自分の思うようにできない」もどかしさや、「うまく言葉が出ない」「何かがおかしい」という不安から、本人が強いストレスを感じています。その結果として、怒りっぽくなったり、他人を攻撃するような言動につながることがあるのです。

決して、「性格が変わった」わけではなく、認知機能の低下により、自分を守るための「防衛反応」として表れているのかもしれません。

もし、最近身近な方にそのような変化が見られるなら、それは「心のSOS」かもしれません。
ひとりで悩まず、医療機関や地域の相談窓口などに一度相談してみることをおすすめします。

大切なのは、「変わってしまった」ことに悲しむよりも、今のその人を理解しようとすること。
その姿勢が、きっと支える力になるはずです。